まさかこんな形でここに公開することになるなんて、このお部屋をはじめた当初は まったく思っていなかった私です。 タレントという職業柄、隠し続けることが当たり前、内緒にしておきたい私のプライバシー。 ほんの数日前まで、公表するつもりはまったくありませんでした。 ここに公開することによって、私のファンの人、その他きっと与えられるであろう私への 最終的に私がこの物語を公開しようと思ったのは、日記に隠していくことが困難になったことと ある腺筋症サイトがきっかけとなりました。同じ病を持っていながらも、負けないで、痛みに苦しみ ながらも懸命に生きる女性達の姿がありました。 なぜ彼女達はそこまでして書き込むのか・・・ 私は当初、そのサイトの多くの彼女達の書き込みを見て、私にはとても書き込めないと思いました。 自分の心の中だけにしまい込んで、自分だけで解決するのが最良の道だと思っていました。 負けそうになった自分を心の内を書くのが恥ずかしかった。 子宮腺筋症という憎むべき病。 今も私は痛みに耐え続けています。 少しだけ幸せなことは、私が発病した頃と違って、医学もあれからどんどん進歩し、この病気に関しても 数年の間に色んな治療法が生まれました。それがまだ未知なるもので、医療費も高く、根治に至るもので なかったとしても、非常に喜ばしいことで、私はこの痛みから解放されるなら、この病気が治るなら どんなことをしても頑張って挑戦していこうと思っています。 それに加え、長い間私が味わった痛みや苦しみ辛さ、これを記録として残しておきたいと思います。 そしてふと訪れた方が、この物語を読んで、痛みを伴う病気を持っていらっしゃる方、同じ病気の方 特にこのメインに出てくる婦人病に悩むすべての女性に、その家族の方に、この私が経験したこのお話が 何らかの形で、頑張れる勇気と精神面で少しでもお役に立ててくれるならと、願ってやみません。 追伸 終わりのない物語なので【つづく】という形と過去、そして現状を書き記していくものなので 中途半端になることがあると思いますが、その点ご了承ください。 |