★★★ 終わりなき 地獄の激痛物語 ★★★


 2007年〜  振り出しに戻る 




近所のドクターに言われるまま、数年ぶりにでっかい病院に検査に行った私。

でっかい病院ではMRI検査のみで、診断は先日行った婦人科のドクターがします。


で、何度もやってるMRIですが。

嫌というほどやってるMRIですが。

生き埋めにされてる気がしてしょうがMRIですが、今回は造影剤の注射がくっついてきました。

これは初めてのこと。 腺筋症の場合、造影剤やったってあんまり意味ないんだけども・・・。


検査前の問診時、アレルギーはあるか?と聞かれて、最近繊維とかでもアレルギー起こしてて

ま、そういった事を言ったら、造影剤の注射をするかどうかかなり困った顔をして迷ったにも関わらず

あっさり打たれました。 別になんともなかったですが・・・・。



痛みは女の証明日から数えて13日後にやっと治まった。



そして次の証明がやってきました。

もーーーーーーーーーーすんごい猛烈な痛みに加え、吐き気に放散痛

過去に放散痛の経験はない。右足の骨が砕けるほどの痛みで痙攣して、下腹部痛が12日間

毎日24時間ひっきりなしに私を襲いました。 もー死ぬかと思ったほど。

人間こんな痛みに耐えられるもんなんだ?そんなことを思うほどの強烈な痛み。

一週間くらいベットでゆっくり眠ることさえもできず、居間で痛みが薄らいだ時に少しうとうとして

また痛みで起こされる。それの繰り返し。 座薬を使うのも一週間が限界。

それ以上はやばい気がして、私はその痛みに耐え続けた。  



もうさすがに限界でしょう・・・



なんでここまで耐えた? 耐えた理由はこうです。

五年前、この病気で手術をして、当時は確実に治るものだと思っていた私。

子宮の中でなく、筋層内にできてしまった瀰漫したモノを確実に取ることができるという

特殊レーザーを信じて横浜まで出向き、数百万も払って手術をしたんです。


当時手術をした時に、もうこの病気とはオサラバ。再発なんてまったく考えてもいなかった。

再発しやすい病気であることは知ってたけど、それは他の方法で手術をした場合であって

それを避けたいが為に、この病院を探したんです。

だから例えまたできても、手術するほどのことではないと考えていたし、激痛物語の術後の話でも

それは書いた。術後に取ったモノを見た時、こんな40グラム程度のモノが私を苦しめていたの?

そう思うほど少ないモノだったので、それを全部取ったんだから、簡単にまたできるとは思えなかった

という気持ちだったと思います。



あれから月日が経ち、こんな状態に再びなった今、その当時の自分の体に戻るのが恐怖で

そしてどうにも嫌で、何もかも否定したかったんだと思う。婦人科を避けて胃腸科に行ったのもそうだし

この病気にまつわるすべての事から避けていたい自分がそこにいた。


数年、過多出血もなく、女の証明時に痛いだけで、それ以外は普通に暮らし仕事もしていた。

今でも合併症もなく過多出血もない・・・・なのにここまで痛い。


それは紛れもなく腺筋症のせいであり、再発であるに違いなかった。


死ぬ病気でないにしろ、苦痛で普通の生活ができないのなら、生きている意味があるんでしょうか。

逆に、死ぬような病気だったとしたら、そのまま死んだ方がいいとまで思えるこの憎むべき病。

生き続けながら、苦痛だけ、痛みだけが襲う恐ろしい病気です。



そして何年かぶりに、また腺筋症に関する情報をネットで探した。 

探す手が、マウスを操る手が、自分のようで自分でないという気持ちで・・・



                                                      つづく