戸惑い



ひとつ年を重ねる度に いつも想う

人は生涯のうち どれだけの人を愛することができるのでしょう

数に限りがあるならば 出逢いに限りがあるならば

今 知りたいのです



戸惑ってるのは私だけ

昨日までなんともなかったはずなのに

些細ななんでもないことなのに

この不思議な想いはなんでしょう


友達でもない違う何か

恋人でもない違う何か


あなたのやすらぎになれるのならいいけれど

そうじゃないなら 忘れたい



このまま 今まで通りにしていければ

なんの戸惑いもなかったのに


 あなたの人生のシナリオに

私を少し付け足して いつかずっと見えない先

なにかが芽生えたかもしれない


何も知らないのに分かる

素直でひたむきな 優しいあなた

そんなあなたに惑わされます



今の私は 自分の人生のシナリオに

あなたを閉じ込めてしまいそうです


そう まだなにもはじまってもいないのに