私の宝物



生まれた時から どんな恵まれた環境にいても寂しかった

現実の世界で関わる人達、友達がいても私は寂しかった


いつも強い女だった いいえ強い女を演じてた

そういう自分が嫌いだった・・・



本当はそんなに強くない 本当はそんなに優しくなんてない

いい女でもない いい生き方もしていない

どれだけ自分を責めたところで私は死ぬまで私



でも こんなどうしようもない私でも

ひとつ 自慢できる宝物を持っています


それは 私の一番落ち着ける場所でもある

時に感じる暖かい場所でもある



遠く隔てた場所にいる顔も見えない人達

アクセスして分かる

たくさんの見えない声 伝わる文字


いたわりをありがとう


優しさをありがとう


喜びをありがとう


そして心を癒してくれる言葉のお薬をありがとう


   何かを消し去ろうとしても この宝物は誰にも消せません

   たとえ どんなことがあったとしても・・・