後悔



なにをこんなに焦っているのでしょう

女であれば当たり前に与えられるはずのものが

私には途方もなく難しいことになってしまったからか

ひとつしかない自分の身体を傷つけ過ぎた



もう何もかも遅すぎる 過去の自分には戻れない

もう何もかも手遅れなのです


身体も 美しい愛も もう戻ってはこない

後悔しても  後悔しても

後悔しきれない自分がここにいる



私はきっと幸せを使い過ぎた

その幸せに甘え過ぎてた

そして 過去の過ちはこうして今現れる



人生半分幸せ 人生半分不幸せ

人ひとりに与えられた 幸せと不幸せ


バランスの悪さが今こうして現れる

誰のせいでもない 全部自分のせいなのです



でも 生きている限り耐えるしかないのです

もう一度死んで生まれ変るまで

こうして耐えるしかないのです



平凡が不幸せと 欲深く我侭に生き過ぎた

幸せは私を嫌ってどこかに行ってしまいました

でも もういいのです
   
私が自分で幸せを手放したのです

誰のせいでもない 全部自分のせいなのです



だから もう人並みの幸せは望んではいけないのです

私の人生は この先こうして生きていくしかないのです


もう一度 生まれ変われるその日まで